過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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461: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/10/12(木) 23:33:26.42 ID:sjesSgVG0
保安官は聞こえてきていた音に向かって移動していた。自分の能力を最大限生かす為、探索組を狙撃による援護する、予定だった。

入り込んだ建物内のゾンビに包囲される。十分警戒している彼が、そんな油断をする訳もない。パラノイアもこの決戦について、そういう行動があるのは読んでいる範疇だった。そう考えるしかない。

幸いまだバリケード近くではないエリアだからか、変異体の姿は見えない。それとも、音が鳴る周辺に集まっているのか。

素早く投げ縄を飛ばし、近くのゾンビの首にかけて引き倒す。素早く抜いたナイフで手慣れた様子で急所を保安官は貫いていく。

「1人でやってきた頃に比べりゃあ、楽なもんよ」

軽口交じり、いつもの豪快な笑みを浮かべたまま、近距離にいたゾンビを処理して、少し移動するには距離のあるゾンビは、拳銃にて仕留めていく。ライフルに比べれば不慣れ、という程度の腕前は、その近さもあり難なくこの状況を退いていく。

問題なのは、ここからのことだ。この動きがあったということは、保安官もパラノイアのテリトリー内に入ったことを示している。恐らく数分後にはまた同じようなゾンビが来ることを匂わせる状態だ。素早い行動は求められた。


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