過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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494: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2017/11/08(水) 22:50:50.63 ID:xFtatYF40
「目標の殲滅を確認、次なる任務(オーダー)まで待機」

『OK、よくやった。弾の数と武装のチェックだけしてくれ。周囲をもっかい見る』

エクスの指示を元に、ロッサは手早く残弾と武器の状態を確認した。残弾はともかく、武器の状態についてロッサ自身も常時把握できるものではない。入力されたプログラムに従って、問題ないかを確認し『全て問題なし(オールグリーン)』にて完了した。

井門達は気づくことはなかったが、ロッサの手により分断されたゾンビの群れは、彼等を襲う数を少なくさせた。群れはロッサの動きに対して、全くと言っていいほど後手を取った。相手の状況を読み取り、最善手のみ打てたパラノイアにとって、脅威度は高いだろう。

しかし、高速で動きかつ思考から位置を特定することができない、脅威度が高いと判断するロッサにまで一群を率いて攻撃を仕掛けていないのは、それが理由なのは違いない。

状況として、パラノイアを処理する可能性が高いとすれば、ロッサが挙げられるかもしれない。もちろん、このままならどうにもならない訳だが。

『うし、工作班の動きも確認した。急いでそのままいったん、第一目標のバリケード地点に向かえ!』

「次なる任務(オーダー)を確認。友人様、畏まりました」

キャタピラは旋回し、次なる戦場へ銀色の重戦車が廃墟の都市を駆けていく。


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