過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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663: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/02/16(金) 17:57:48.76 ID:v3NYtuSt0
飛び出した先は、ホテルの廊下。そして、入るタイミングに合わせて、弾丸が放浪者に向かって飛んでくる。そして、それは彼に当たることなく、廊下の向こう側へと消えていった。

足を止めることなく、その弾丸を放つキングの下へ、飛び出していく。物陰になるようなものはなく、左右均等に扉がある。キングは廊下の一番奥、横倒しにしたテーブルを盾にして今度はどこで手に入れたのか、アサルトライフルが火を噴いている。

キングの銃弾は、ある意味では正確である意味では正確ではない。人の行動を読み取れることから、射撃をするタイミングは完璧だろう。しかし、銃の扱い自体は慣れている訳ではない。知識として『収拾』したものがあるだけなのだ。

もし、キングに井門ほどの技術があれば、放浪者でも弾丸の回避は難しいだろう。もちろん、元々銃弾の回避自体が容易ではない、という前提を抜かしてだ。

一気に近づいた放浪者は、ウェーブソード・デュエルを振るう。同時にアサルトライフル投げ捨て、腰にある剣を引き抜きながら、キングはその一太刀を受け止めた。


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