過去ログ - これから日記を書く 七冊目
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841: ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/27(火) 02:36:32.08 ID:KVEirwW10
探索組による大型駅エリアバリケード外の探索は、今日も引き続き進められている。量は多いものの、ここのところの探索組の活躍により、その数は収束の方向へ向かっていた。今すぐではないにしても、この状態を維持できれば、次は本題のバリケード内へと向かうことができる。

今はある程度の処理が終わり、使えそうな物資がないかいくつかの班に分かれ、建物などに入って、実入りがありそうな場所を調べて回る。

エコーと井門は、今一ノ瀬と山中が入った建物の出入り口の警護、及び周辺の確保の為、建物外周を回っていた。会話は特にない、エコーはその能力の割には、物静かな性格だ。井門も普段なら軽い会話はしようとするが、その性格を見抜いて声をかけようとしない。

お互い、無言のまま歩いていると、塀にぶつかり、その後電柱に叩きつけられた装甲車があった。状態からして、動かせそうな様子はない。後ろの両開きの扉が片方開いており、そこからのぞいてみたが、物資が残っている様子はなかった。井門はとりあえず、扉を両方開ける。

「ん…。こりゃあ」

そこにあったのは、機械式のメガホン。拡声器がその後ろに隠れていた。


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