846:ブレイクタイム ◆e6bTV9S.2E[saga]
2018/03/28(水) 01:51:41.30 ID:z+nkzbV10
【師と弟子】
「気をつけ、礼!」
『ありがとうございました(ぞ)!』
「よーし、スラ、今行くぞー!」タタタッ
「あいつ何であんな元気なんだろうなぁ」
「勝、いいか?」
「ん? センセーどしたん」
「勝、君は随分と強くなった。恐らく以前の君とは比べものにはならないだろう」
「そうかなー?」
「…実感はあるのだろう? その強さ、どこまで通用するかという気持ちは、君は間違いなく持ってる」
「………んー」
「その事自体は悪い事じゃない。けれど、行き過ぎた時が問題だ」
「…うん」
「その力(つよさ)を、何に使うべきなのか。そのことだけは、じっくり考えるんだ。いいね」
「わかったようなわかんないような気がするけど。考えてみる」
「そうか、もういって構わないよ」
「はーい」
「………。近いうちではないにしても、その先では自分を超えるかもしれないな。だから、今のうちにちゃんと、身に着けた強さがなんであるか。考えるんだぞ、勝」
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