過去ログ - 速水奏「夜の舞踏」 -SS速報VIP

過去ログ - 速水奏「夜の舞踏」

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131:名無しNIPPER[sage ]
2017/04/17(月) 16:11:08.67 ID:cZ6tSFrR0
間違えてsageました。　次からsagaに戻ります

132:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 16:12:20.50 ID:cZ6tSFrR0
「なんだ不安なのか？」
「まぁそれなりにはね」
「俺が大丈夫だと言ってるのに？」
「確かにプロデューサーさんのことは信用しているけれど……」

以下略

133:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 16:15:32.95 ID:cZ6tSFrR0

「速水奏入りまーす」

　彼の大きな声と共にセットについた。
　カメラマンさんへのあいさつやポーズの確認を済ませて、気づいた。

以下略

134:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 16:22:45.17 ID:cZ6tSFrR0
　
　シャッターが鳴るにつれ撮影現場に漂っていた重苦しい空気は軽くなっていった。
　誰もが自分のやるべきことを忘れ、しばしの間、私を見つめていた。
　
　シャッターの音に混じって誰かの喉が鳴った。何人もの男性スタッフが私の姿に見惚れているのがわかった。

以下略

135:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 16:26:06.31 ID:cZ6tSFrR0
　その様子を見て「ほら言ったとおりだろ」と彼は笑った。
　ほんとうに何でも言ったとおりにしてしまうのだから、彼は魔法使いなのかもしれないと私は思った。

「残すはあれだけだな」と彼が言った。「秋のライブ」

以下略

136:名無しNIPPER[sage]
2017/04/17(月) 19:21:02.34 ID:4EMZTjsiO
「36度の炎」、別の作品でも使われてせんでした？
あの作品、凄い好き。

137:名無しNIPPER[sage]
2017/04/17(月) 22:26:37.73 ID:cZ6tSFrR0
この作品が完結してから書こうと思っていたんですけど、
この作品を書くにあたって、皆さまの速水奏像を勉強をしようと、先人が残した速水奏のSSを読み漁りました。

そこで惹かれたセリフ、表現、シチュエーション、等々。
この作品には偉大なる先人の方々へのリスペクトを込めて、真似させていただいたところがたくさんあります。

以下略

138:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 22:40:53.69 ID:cZ6tSFrR0

　レッスン室で練習していると周子が入ってきた。

「おつかれさまです」とみんなに声をかけ、私を見つけるとカフェに誘った。

以下略

139:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 22:44:54.63 ID:cZ6tSFrR0
「周りのことを常に気にかけて、自分は一歩離れた場所から見てる。自分が目立とうとは思わない。満月の日の夜空のような。
　だからあたし最初奏を見たとき心配だったんだよね。
　Pさんがスカウトするくらいだから、輝く何かを持っているのだろうけど、それをちゃんと輝かせることを出来るのかがさ」

　私は首を振って答えた。

以下略

140:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 22:45:42.02 ID:cZ6tSFrR0
「じゃああたしたちライバルだね」
「そういうことになるわね」
「奏とは仲良くやっていけると思ってたのに」
「あら？私は今でも仲良くやっていけると思っているわよ」

以下略

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