過去ログ - ヴィーネ「愛妻家の朝食」
1- 20
127: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:12:15.63 ID:LzjXz4kL0




前に掃除してからそれほど経っていないので、ガヴの輪はあまり黒ずんではいなかった。

いよいよこの時がきたのだ。

その黄色がかった光は私を問いただすようだった。

わがままな私が早くしろと頭に火でも浴びせるように囃し立て、

無気力な私がやっぱりやめようと背中に冷や水を浴びせる。

心臓が早鐘を打つ。

荒い呼吸を気付かれないように、私は意識して息を止めていた。

酸素の不足は思考の混乱を加速させる。

天使の輪っかがぐんぐんと大きく広がって、私を飲み込もうとしているかのように感じた。






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
167Res/133.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice