143: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 17:21:53.05 ID:LzjXz4kL0
私はこれまで、自分にとって大切なものを得るために腐心していた。
でも、今は逆。
わたしがガヴにとってのかけがえのないものとして選ばれたのだ。
私は歓喜に打ち震えていた。
まさしく今日は私の誕生日だった。
私のこれまでの全ては、今日のために。
体の隅々まで、穢れなき白の清廉さが行き渡るのを感じる。
「この後だって、どうなるのか、実のところよくわからない。
でも、ヴィーネのことは絶対に私が守るから」
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