過去ログ - ヴィーネ「愛妻家の朝食」
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26: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:12:37.75 ID:LzjXz4kL0




あるとき、私はガヴの持つ天使の輪っかについて聞いてみた。

食事の後の、なんということはない世間話だ。

しかし、私には天界のことを聞きたがる傾向はあったように思う。

生き物とは、タンパク質やリン酸カルシウムの単なる集合体ではない。

その人の見た風景、聞いた音色が記憶として形を変えて詰まっているのだ。

一人の人はひとつの世界であるとさえいえる。

ガヴという湖がどんな水を湛えているのか、どんな魚を住まわしているのか、それが私には気になった。






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