80: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:45:05.09 ID:LzjXz4kL0
「ガヴ、ごめんね……」
「え……、ど、どうしたの、ヴィーネ? 泊まっていいって、昨日言ったでしょ?」
ガヴがテーブルの対面に慌てて駆け寄って来た。
「そうじゃなくて……ぐすっ。ガヴを縛り付けるようなことをして、ごめんなさい」
「そんな風に思ったことなんてないよ? むしろ感謝してるくらいだし」
「合鍵を勝手に作ってごめんなさい。これは、もう返すね……」
私はポケットから鍵を取り出すと、それが砂でできているみたいにそっとテーブルに置いた。
「ヴィーネ……?」
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