過去ログ - ヴィーネ「愛妻家の朝食」
1- 20
84: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:47:03.12 ID:LzjXz4kL0




「下界に来てすぐのころに、私は積極的に外に出ていた。

それは、そうしていないと、私が世界から切り離されて、四角い箱の中に閉じ込められたように感じていたからだと思う。

ほら、下界って、なんでも包んだり、箱に入れてしまうでしょ?

野菜だって、そのままで売ってもらうことなんてないし」


その心細さには覚えがある。

人はたくさんいても、それは一人がたくさんいるだけ。

ガヴに声をかけてもらって、下界に来て初めて人と会った気になったものだ。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
167Res/133.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice