過去ログ - ヴィーネ「愛妻家の朝食」
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86: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:48:19.01 ID:LzjXz4kL0



「でも、ヴィーネは私を見捨てなかった。

ヴィーネが説得しに来てくれなかったら、多分ずっと引きこもってたと思う。

実は、私は昔から朝が弱くて、お母さんに毎朝起こしてもらってたんだよ。

だから、ヴィーネに毎朝起こしてもらうようになって、なんというか、解放されたような気持ちになってた」


気付かないうちに私の思惑通りになっていたらしい。

だが、それで本当にいいのだろうか。

幸福とは、目的ではなく指標、方位磁針のようなものだ。

幸福を貪るとは、固めた油に人口調味料で味と香りだけをつけて、栄養満点だと言い張るようなものではないのか……。


「私からヴィーネにしてあげられたことなんて、何もないと思うけど、それでもヴィーネはそばにいてくれた。

そんなの、嫌いになるはずないというか……その……」





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