過去ログ - ヴィーネ「愛妻家の朝食」
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89: ◆n0ZM40SC3M[sage saga]
2017/04/10(月) 16:49:45.84 ID:LzjXz4kL0


「そんなヴィーネが好きだよ」


彼女は、自分が天使であると名乗るように、私の眼を見つめて、さも当然とばかりに今度はさらりとそう言ってのけた。

隠し通せていると思っていたのは、私だけだった。

彼女には、全てお見通しだったのだ。

思いがけず心の奥まで見透かされたことが恥ずかしく、つい顔を伏せ、憎まれ口を叩いてしまった。


「そんなの、口では何とでも言えるわ」

「ヴィーネ、ちょっと目をつむって」

「え?」


驚きと、少しの期待とともに顔を上げる。




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