過去ログ - 桜の木の下には幸子が埋まっている
1- 20
19: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 23:30:11.41 ID:bw4yw+6v0
「そ、それで……いたの……?同年代の女の子……?」

「……小梅さんが一人目です」

「……ふふっ」

目をそらして言う幸子が可愛くて、小梅は自然と笑ってしまう。

「な、なんですかその反応は!おかげで他の誰でもなく、小梅さんがカワイイボクの死体を掘り出せるんですよ!嬉しくないんですか!」

嬉しいかはともかく、滅茶苦茶なことを言われているにしては嫌な気はしなかった。

ああ、この子なら。

小梅は少し照れながらも、正直に気持ちを伝えることにした。

「さ、幸子ちゃん……。もし私が幸子ちゃんの体を見つけたら……私と友達になってくれる……?」

「え……。ボ、ボクと友達に、ですか……」

「うん……駄目、かな……?」

この子と友達になったらきっと楽しい。

小梅の確信からくる願いを、幸子は少し考える様子を見せた後に。

「ふ、フフーン。もちろんいいですとも!ボクの体を見つけてくれたなら、友達になってあげてもいいですよ!」

やはりドヤ顔で快諾したのだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
37Res/20.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice