過去ログ - 桜の木の下には幸子が埋まっている
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8: ◆8ozqV8dCI2[saga]
2017/04/11(火) 12:36:35.67 ID:jnzm6XxsO
突然始まった幸子の捲し立てるような自分語りを、小梅はある意味感心しながら聞いていた。
喋るのが遅い自分では口を挟むこともできない。
そしてなにより、恐ろしいほどに「幸子が自分の可愛さに自信がある」ことしかわからない。
代わりに幸子が「自分の可愛さを語ること」がとても好きなことは嫌というほど伝わってくる。
小梅としては、人が楽しげに話しているのを聞いているのは苦ではないので構わないがけれど、とはいえずっと聞いているわけにもいかなかった。
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