過去ログ - 穂乃果「めざせポケモンチャンピオン!」
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148: ◆Nzgut8IIl2[saga]
2017/04/18(火) 21:52:08.35 ID:+6Ja0bG30


―――公園のベンチ


穂乃果「びっくりしました! まさかツバサさんに会えるなんて……! あとパン美味しかったですね! そっちもびっくりしました!」

ツバサ「ほ、穂乃果さん、ちょっと声のボリューム下げて。すごく目立つから。あとパンはホントに美味しかったわよね」

穂乃果「あ、すみません。私、テンション上がっちゃって。生のツバサさん……生ツバに会えたから、つい」

ツバサ「うん。その気持ちは嬉しいけど、その略し方は2度と使わないで」


ツバサの脳内では生唾と変換された。

チャンピオンを前にしているからか、穂乃果の口調は普段より丁寧なものへと変わっている。


穂乃果「私、ツバサさんのバトルを見て、チャンピオンを目指そうって決めたんです。だから本当に会えたのが嬉しくて」

ツバサ「へぇ、穂乃果さんはチャンピオンを目指してるのね。バッジはもういくつか集めたの?」

穂乃果「今2つです。ちょうど昨日、2個目をゲットしたばかりなんですよ」

ツバサ「あら、そうなの」

穂乃果「私、この調子でバッジを8個集めて、必ずポケモンリーグに出場します!」

ツバサ「ふふ。熱いわね、穂乃果さん」

穂乃果「それでその、図々しいお願いかもしれないですけど……ツバサさん、私とバトルしてくれませんか?」

ツバサ「バトル? 今かしら?」

穂乃果「はい! 今の私たちの力でどれくらいツバサさんと戦えるのか、知りたいんです。お願いします!」

ツバサ「うーん、穂乃果さんにはパンを貰ったし……そうだ。じゃあ、1つ質問に答えてくれるかしら?」

穂乃果「質問……ですか?」

ツバサ「ええ。あなたの答えに私が満足出来たら、バトルしましょう」



ツバサ「穂乃果さん。あなたにとって、ポケモンは何かしら?」



穂乃果「私にとっての、ポケモン……?」

ツバサ「聞かせて、貴方の答えを」

穂乃果「う、うーん……私にとってのポケモンは……いつも一緒に居てくれる家族、かな」

ツバサ「家族?」

穂乃果「その、ポケモンって言うか……私、モウカザルとずっと小さい頃から一緒で。ずっと一緒に過ごしてきて……だからもう、家族と同じなんです」

ツバサ「……なるほどね」

穂乃果「す、すみません。なんだかうまく答えられなくて」

ツバサ「ううん、とっても素敵な答えだったわ。じゃあやりましょうか、バトル」

穂乃果「! はい! お願いします、ツバサさん!」




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