過去ログ - 穂乃果「めざせポケモンチャンピオン!」
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71: ◆Nzgut8IIl2[saga]
2017/04/12(水) 23:35:42.17 ID:yVagSkg00

―――その頃、穂乃果たちは。


紫髪の少女「いやぁ〜食べた食べた! ことりちゃん、ごちそうさま。とっても美味しかったよ」

ことり「お粗末様でした」


倒れていた少女はことりたちのご飯をご馳走になり、すっかり元気を取り戻していた。

食事をしている最中、少女は穂乃果たちに自らの名前を名乗った。
彼女は希と言うらしい。

ことり「希ちゃんが元気になって、良かった」

希「ことりちゃんは優しいなぁ。……そっちの2人と違って」

海未「む、失敬ですね希は」

穂乃果「そうだよ。穂乃果たちだってご飯作るの手伝ったんだよ?」

希「そうやね。そっちには感謝してるよ。どうもありがとう。……でも、うちはさっきの昼寝扱いを忘れてないよ?」

穂乃果「あー……そっちか」

海未「いえ、まさか空腹で倒れていたとは思わなかったのです」


本当に思っていなかったのが恐ろしい。


希「まあ、最終的に助けてくれたんやし、もういいけどね」

穂乃果「でも希ちゃん、運が悪かったね。食料失くすなんて」

希「うち、普段は運がいい方なんやけどなぁ……あ、逆に考えればことりちゃん達に助けてもらえたんやから、運が良かったってことやない?」

穂乃果「おお、確かに。ラッキーだね、希ちゃん」

ことり「それはちょっとポジティブすぎじゃないかな?」

希「運なんて結局、その人の気の持ちようなんよ」

海未「なるほど。そうかもしれませんね」

希「そうだ。ご飯のお礼に、ことりちゃん達を占ってあげようか?」

穂乃果「占い?」

ことり「希ちゃん、占いが出来るの?」

希「出来るも何も、うちは旅の占い師なんよ」

海未「そうだったんですか。どうりで怪しい格好をしていると思いました」

希「海未ちゃん、ナチュラルに失礼やね」

穂乃果「占いって、何が占えるの?」

希「何が占えるかって? ふっふっふ……うちのスピリチュアルパワーにかかれば、占えないものなんて何もないやん!」

穂乃果「なんでも占えるってこと?」

希「そのとーり!」

ことり「希ちゃん、すごいね!」

海未(嘘くさいですね……)

希「むむむ……海未ちゃんは今、嘘くさいって思ったね!」

海未「な、何故分かったのですか⁉」

希「言ったやん? うちに占えないものは無いって!」

海未「そんな、まさか……!」



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