過去ログ - 穂乃果「めざせポケモンチャンピオン!」
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◆Nzgut8IIl2
[saga]
2017/04/13(木) 21:28:03.15 ID:4pENHyaY0
審判「ではこれより、一回戦第一試合を開始します。使用ポケモンは1人1体。どちらかのタッグのポケモンがすべて戦闘不能になったら決着となります。なお、使用するポケモンはこの大会中変更することは出来ません」
説明が終了し、海未たちがそれぞれのポケモンを繰り出す。
海未「ではよろしくお願いします、ケルディオ!」
真姫「いくわよ、ワカシャモ!」
ケルディオ「ディオ!」
ワカシャモ「シャモ!」
穂乃果「ヒコザル! ファイトだよっ!」
ことり「モクちゃん、お願い!」
ヒコザル「ヒコ!」
モクロー「ホゥ!」
4匹のポケモンがフィールドに現れた。
もうすぐバトルが始まる。フィールドを緊張が支配し――。
モクロー「……ホゥ?」
そこで、モクローがケルディオに目を止めた。
モクロー「ホゥ、ホゥホォ!」
モクローがケルディオに向かって何事かを叫び出す!
ケルディオ「ルディ⁉ ル、ルディオ!」
モクローの剣幕にケルディオは背を向けて逃げ出し、海未の背中へと隠れた!
海未「いや、なんで私の後ろに隠れるんですか! ヘタレてないで、しゃんとしなさいケルディオ!」
ケルディオ「ディ、ディオゥ……」
ケルディオが海未に押されながら、渋々フィールドへと戻る。
穂乃果「そういえばケルディオ、モクちゃんが苦手なんだっけ」
ことり「モクちゃん、脅かしちゃ駄目だよ」
モクロー「……ホゥ」
ことりにたしなめられ、ようやく落ち着くモクロー。
真姫「ねぇ海未……そのポケモン、大丈夫なの?」
海未「じゃ、若干不安ですが……きっと大丈夫だと思います。おそらく……多分……」
大丈夫には聞こえなかった。
審判「あのぅ、そろそろいいですか?」
海未「すみません、もう大丈夫です」
海未がそう答えると、審判が一呼吸おいて告げる。
審判「それでは……バトル、開始っ!」
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