過去ログ - 穂乃果「めざせポケモンチャンピオン!」
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94: ◆Nzgut8IIl2[saga]
2017/04/13(木) 21:33:20.12 ID:4pENHyaY0

ことり「モクちゃん! も、戻って!」


ことりが急いでモクローをモンスターボールへと戻す。


穂乃果「い、一撃で……」

真姫「効果は抜群よ。これで2対1ね」

穂乃果「っ! で、でもケルディオは混乱してるから、1対1と変わらないよ!」

真姫「確かに1対1ね……でも、残っている体力は全然違うわよ。リザードはほぼ無傷。それに対してヒコザルはかなりのダメージを負ってるわ」

穂乃果「ヒコザル……」

ヒコザル「ヒ、ヒコ……」


穂乃果はヒコザルの様子を窺う。

既に体には多くのダメージが刻まれていた。


真姫「このバトル、私たちの勝ちよ!」

穂乃果「……ううん、負けないよ! 感じるから……ヒコザルの中から湧き上がってくる力を!」

ヒコザル「……ヒィイイコオオオオオ!」


ヒコザルの尻尾の炎が、熱く大きく燃え上がる!


真姫「なるほど……もうかね。でも、それくらいで勝てると思わないで!」


もうかはほのおタイプの技の威力が上がる特性だ。

強力ではあるが、真姫のワカシャモもほのおタイプ。
たとえもうかで火力が上がったところで、大したダメージにはならない―――真姫はそう判断した。



だが、穂乃果は感じ取っていた。

ヒコザルの中から湧き上がってくる力は、それだけではないことを。



穂乃果「まだだよ! もっともっと熱く! ヒコザルぅうううう!」

ヒコザル「ヒィイイ――――キアアアアアアアア!」



瞬間、炎がさらに激しくなり、ヒコザルの体が光に包まれた!



真姫「な⁉ あの光は……⁉」

ことり「こ、これって……」

海未「……進化!」


そして―――光が、消える。



穂乃果「―――行くよ……モウカザル!」

モウカザル「―――ヒキャア!」



そこにいたのは、ヒコザルの新たな姿―――モウカザルだった。




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