過去ログ - 日本兵「……」妖精「……」
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26: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2017/04/13(木) 21:32:40.94 ID:su+VzbVv0



波が打ち付けられるたび、我が愛機は揺りかごのようにゆらゆらと揺らめいている。
おそるおそる操縦席を抜け出し、先端が海水に浸かった主翼の上で、私は海の彼方に広がる長大な水平線へと目をくべた。

我が“戦闘機乗りの眼”を以てしても、やはり敵艦の影はおろか島の影すら見えやしない。
目に映るのはただ丸みを帯びた海と、遠方に立ちこめる入道雲だけだ。

絶海の孤島の名に偽りなしである。






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