過去ログ - 日本兵「……」妖精「……」
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43: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2017/04/14(金) 19:02:07.29 ID:K4jJAe9w0



生え渡る木々の向こう側から耳に入ったのは、件の言語を口にする透き通った声だった。
私は咄嗟に身を木陰に潜め、声のする方角を伺った。

彼女は足が地に着かないほど太く大きな倒木に腰をかけ、空を見上げている。
仲間は……いない、一人だ。

編上げの履物につま先を包んだか細い両脚を放りだして、背中の羽の開閉と併せて交互にばたつかせている。
何を言っているのかは分からんが、どうやら歌を口ずさんでいるらしく、その行動は一見して無邪気な少女のそれと変わらない。






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