64: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2017/04/14(金) 23:23:10.64 ID:K4jJAe9w0
だが今度は、彼女をそのまま逃がすようなことはするまいと思った。
残る痛みを抑えながら地面を蹴り、蝶々たちが飛んで行った方角に向けて全力で駆けることにしたのだ。
彼女が一体何者なのかはこの際考えないこととする。
兎に角も、彼女に“礼”を伝えなくては。
それは、私の胸の内に眠る日本男児としての矜持が突き動かした行動であった。
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