過去ログ - 【モバマス】P「天国の扉を鳴らせ」
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6:名無しNIPPER[saga]
2017/04/12(水) 21:04:01.74 ID:8hv5DkZ60

家に帰ると、まっすぐに自室に向かった。

やたら綺麗な勉強机にカバンを放り投げ、ベッドに倒れこむ。軽く流したつもりでも、アイドルのダンスレッスンは中々に疲れる。目を閉じて力を抜けば眠ってしまいそうだった。

重くなるまぶたをなんとか持ち上げ、ポケットからスマートフォンを取り出して画面を点灯させた。

メッセージが溜まっている。

学校の友達からのものが多い。
グループトークが大半か。
私が返事をする必要がありそうなものにだけ返信をした。

家族からも一件。
大した要件じゃない独り言のような内容だった。

最後に残ったのは、プロダクションからのメッセージだった。事務を担当している千川さんから。

トレーナーさんからレッスンの件でも聞いたかな、とあたりをつけたけれど、その予想はまるで外れていた。

千川さんからのメッセージ内容は、

『あなたの担当をするプロデューサーが決まりました。明日出社し次第、指定する事務所を訪ねてください』

というものだった。

結構大事な要件なんだろうと思ったけれど、私にとっては睡眠欲を妨げられるほどのものじゃなかった。

了解した旨を送信したあとは、そのまま目をつぶって眠りに落ちた。


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