過去ログ - 北条加蓮「……」高森藍子「……加蓮ちゃんと、桜の日の夜に」
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24:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:04:22.73 ID:NDIf1Rs60
加蓮「身体の弱い人がしんどそうにしてたら、普通の人が風邪を引いた時より心配になる。そんなの当たり前のこと」

加蓮「同じだよ。私にも、私なりの当たり前って物があるんだから」

藍子「……」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:04:52.64 ID:NDIf1Rs60
藍子「しんどくなってしまうのが加蓮ちゃんの当たり前なら、少しでも、傷をふさいでください」

藍子「加蓮ちゃんは、いつも通りのこと、よくあること、って言っちゃうかもしれませんけれど」

藍子「それこそ、」
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:05:22.90 ID:NDIf1Rs60
加蓮「泣いてる藍子の顔、しっかり見えるんだけど?」

藍子「加蓮ちゃんだって、さっきっ、トイレに行ったから、目がまだ暗い部屋に慣れてないんでずっ」

加蓮「はいはい」
以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:05:52.59 ID:NDIf1Rs60
加蓮「藍子は知ってると思うけど、私、嘘をつくのは大嫌いだし気を遣うのも結構嫌いだからね?」

藍子「……加蓮ちゃんが言うなら、嘘じゃないんでしょうね」

加蓮「そう? それそのものが嘘かもしれないんだよ? 相変わらず騙されやすいんじゃないのー? ……ケホッ」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:06:22.60 ID:NDIf1Rs60
加蓮「あーあ。花見、行きたかったなぁ……」

藍子「…………へ?」

加蓮「ん?」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:06:52.64 ID:NDIf1Rs60
加蓮「ほら、できないことをせがんでも周りの人は困るだけじゃん。お母さんもお父さんも。どうしようもないことを言われてもさ、困っちゃうだけでしょ?」

藍子「……でも――」

加蓮「でも?」
以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:07:22.65 ID:NDIf1Rs60
藍子「っ……」

藍子「……もうっ! そんな趣味、プロフィールに書いちゃダメですからね!」

加蓮「! ふふっ、どうしよっかなー? 今度インタビューで「オフの日は何をしてるの?」って聞かれたら、藍子を困らせてますって答えちゃおっかな?」
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:07:52.70 ID:NDIf1Rs60
加蓮「逆に藍子にとってはいいことにならない? あれは加蓮ちゃんに困らされていることでウワサの藍子ちゃん! 優しくしてあげよう! ってならない?」

藍子「周りのスタッフさん、みんな優しいですから。加蓮ちゃんっぽく言うなら、余計な気遣いです!」

加蓮「そっか。ふふっ」
以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:08:22.71 ID:NDIf1Rs60
加蓮「……」

藍子「……」

加蓮「……」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:08:52.70 ID:NDIf1Rs60
加蓮「藍子は帰りなよ。感染っちゃうよ」

藍子「加蓮ちゃんが何を言っても絶対に嫌です」

加蓮「インタビューで変なことを答えるよー?」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 18:09:22.63 ID:NDIf1Rs60
加蓮「……おやすみ。……また、明日」

藍子「おやすみなさい。……また、明日。加蓮ちゃんが……少しでも、元気になっていますように……」

……。
以下略



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