22:名無しNIPPER[saga]
2017/04/13(木) 23:37:39.48 ID:PxCHan+00
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楽屋に戻ると、プロデューサーが満面の笑みで私を迎えた。
「高峯さん! すごい良かった! 最高にクールでミステリアスだった!」
そう言ってもらえるのは嬉しいが、実際に出演した私より興奮しているのは如何なものか。
「……そう」
「いける、これがアイドル高峯のあの第一歩だ」
「ええ、それは分かってるわ」
「次の話、だな」
「……そうね」
「次はもう、方向は決まってるんだ」
「その方向は?」
「お芝居をメインに据えていく」
「……異論はないわ。貴方が決めたのなら、私はそれに応えるまでよ」
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