過去ログ - 周子「朝起きたら自分がもう一人いた」
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11: ◆q28dSv/KPs[sage]
2017/04/14(金) 00:25:13.20 ID:NnO+aTaz0
周子B「奏ちゃんは奏ちゃんだね。もう一人のあたしが思うんだから間違いないよ」

奏「ふふ、なにそれ」

周子A「なんかね、昼間練習の時にパフォーマンスしてる奏ちゃんとあたしを見て思ったんだ、ああ、あたしって今恵まれてるなって」

奏「うん?」

周子A「こんなに素敵な子がすぐ近くにいて、しかもその隣で見たことないほどいい顔して踊ってる自分がいるなんて、こうやってアイドルやりにくるまで想像もしなかったことだよ」

周子B「照れるわー」

周子A「自分が二人になったことよりこっちの方がずっと不思議だよ」

周子B「奇跡なんて毎日起きてるんだよねー、自然すぎて気づかないだけで」

奏「そう、かもね」

周子A「だからさ、奏ちゃん」

奏「なに? 周子」

周子B「あのさ、真面目な話なんだけど……」

奏「え、うん……急にそんな顔しないでよ、待って、私にも心の準備が」

周子A「だめ待てない。いいから、聞いて一回しか言わないから」

奏「ちょっと、周子待って私……」

周子A「……もし奏ちゃんが二人になったら、あたしが面倒見てあげるからね」

奏「……は?」

周子B「いやマジマジ。お世話になったしねー」

奏「はあ……二人揃っても周子は周子ね。私が間違ってたわ」

周子A「へ、ひどくない?」

周子B「あたしたちなりの感謝の言葉なのにー」

奏「バカ言ってないで帰るわよ」

周子A「はいはいー」

周子B「ねえあたしも荷物持ってよ、重いんだけどこれ」



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