過去ログ - 魔王「ボクに魔王なんて出来るわけねぇ」
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◆Ks1JsTemxeE/
[saga]
2017/04/22(土) 02:20:41.40 ID:RO0ZT/+y0
女側近「外界の敵相手に出し惜しみは良くないわね……」
女側近が刀身に手を添えると氷の剣が輝き出す。
女側近「はあああぁぁぁっ!!」キィィィン!
女側近は絶対零度魔法を放った!
キィィイインッ
キィィイインッ
キィィイインッ
獣型魔物「」
鳥型魔物「」
狼型魔物「」
女側近の剣から放たれた光に触れたモンスターは一瞬で凍りつき塵となり消える。
団員C「な、なんだ? この魔法は?!」
女側近「はああああああぁっ!」
キィィイインッ
キィィイインッ
キィィイインッ
魔物の群れを倒した!
団員A「つ、つぇ……」
魔王「母さんっ!」
サーカス団長「近づくなっ! 女魔賢者殿は結界を修復するために集中しているっ」
女魔賢者「°#€=〆lo……」
魔王「……」
サーカス団長「結界を塞がなければモンスターは入ってくる。あと2日ほど耐えれば塞がるはずだ」
魔少女「あと2日も?!」
魔王「女側近さん……出来る?」
死の丘から空を見上げると瘴気の中にバチバチと光が見える。
女側近は大きさを確認するとニコリと微笑んで言った。
女側近「お任せください。魔王様の命令は絶対です」ニコッ
女側近は女魔賢者の肩に手を当てると魔力を注ぎ込む。
その瞬間、まるで突風が吹いたように瘴気が晴れていく……。
サーカス団長「塞がった?!」
団員A「やったー!」
団員B「うおお!」
団員C「すげー!」
団員D「やたぁぁあああ」
魔少女「さっすがお姐ぇ」フフン
女魔賢者「う……くぅ……。なんて魔力」
女側近「……ふぅ」クラクラ
魔王「母さんっ!」
女魔賢者「ええ?! アンタ……なんでここに……」
■ 第9話 母を訪ねて…… 終 ■
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