過去ログ - 魔王「ボクに魔王なんて出来るわけねぇ」
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174: ◆Ks1JsTemxeE/[saga]
2017/04/29(土) 00:07:19.63 ID:QGcdM711O

 女側近は目を瞑ると詠唱し始める。魔力で周りの空気が震える。
 魔少女は魔王を守るため結界を展開する。
 相手は最大の敵勇者、女側近はリミッターを解除する。


女側近「凍れ」


 女側近は大爆冷魔法を放った!


 一瞬音が無くなり、風が無くなり、色もなくなる。時が止まるかのように周囲を凍りつかせる。
 しかし、少年勇者達は誰1人として止まらなかった。



少年勇者「いっけぇぇぇっ!!」ジャキィィィン

 女側近は痛恨の一撃をくらう。

女側近「ぐっーー!!!」

騎士A「うらあああああぁぁっっ!!!」

 体勢を立て直そうと動き出す前に、少年勇者の仲間達の攻撃が次々に女側近のみを狙って打ち込まれる。
 自分の攻撃がほとんど効かなかったこと、勇者達の攻撃が予想よりも重かったこと、一瞬の戸惑いが大きな隙を作ってしまった。
 少年勇者達の攻撃によって吹き飛んだ女側近は、甲板の壁にめり込む。


 ドオオオォォォッ

女側近「ぐはぁ……」メキメキ

魔王「お、女側近さんっ!」


少年勇者「やはり仕留めきれないか、化け物め」

魔少女「お姐ぇが……なんで……」

魔王(女側近さんの魔法が全く効かなかった。なぜ??!)


魔王「魔少女さん! 回復魔法をっ!」

魔少女「は、はいっ」




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