過去ログ - 魔王「ボクに魔王なんて出来るわけねぇ」
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◆Ks1JsTemxeE/
[saga]
2017/05/09(火) 18:15:46.66 ID:agKML09K0
魔王「何人もいるって……そんなハーレムみたいな」
女側近「これが側近一族なのです……」
魔王「……」
女側近「私は魔伯爵より強かったので拒否権がありました。この私は魔王様に尽くすのみでございます」
魔王「な、なーんだ。ボクの勘違いだったのかぁ」
女側近「はい」
魔王「なんだか……わからないけど」
魔王「嬉しい……なんでだろ。はは」
女側近「私も……」
女側近「嬉しいです。誤解が解けたからでしょうか? 分かりませんが」
微笑む二人の間には今まで以上の絆が出来ているように見える。
覗いていた魔少女と魔道化師はホッとため息をつく。
魔道化師「うひゃ……鈍感同士、もどかしいひゃ」
魔少女「うん。でも、よかった……」
魔道化師「よかったのか?」
魔少女「愛する者の幸せを願うのは当たり前でしょ」
魔道化師「魔少女しゃん切ないな。オイラが慰めてやるよー」チュー
ドガッ
魔道化師「いてっ!」
目的を達成し、穏やかな空気が流れる魔王達。ようやく旅も終わろうとしていた。
城を離れ約一月ちょっと。
冥都が人間に襲撃されたことを魔王達はまだ知らない。
■ 第28話 失われる光 終 ■
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