過去ログ - 魔王「ボクに魔王なんて出来るわけねぇ」
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404: ◆Ks1JsTemxeE/[saga]
2017/05/16(火) 18:14:59.64 ID:HZQLNUHs0

 勇者の剣と先代魔王の剣が交わる。

先代魔王「なんのつもりじゃ……つまらんの。破れかぶれの攻撃で余を倒せると思うたのか?」


勇者「ふふん……魔剣を抜いたな」

先代魔王「?!」

 突然頭上に輝く光の球体、ゲートがビリビリと空気を揺らす。

先代魔王「その剣は……聖剣!」

 少年勇者が切りかかった剣は炎の剣ではなく、いつの間にか聖剣に持ち変えられていた。
 聖剣と魔剣が交わる時、ゲートが閉じる。

先代魔王「貴様の目的は最初から……」


少年勇者「うにゃ、俺っちの目的は最初からゲートを閉じること!ふふんっ……」


 少年勇者は先代魔王に向けて中指を立てて叫ぶ。






少年勇者「シナリオ通りだ!」



 それだけ叫ぶと少年勇者は逃げ出した。
 頭上のゲートはバリバリと光を放ち、少しずつ小さくなって行く……。


先代魔王「……してやられたが、苦肉の策と言ったところか。女側近、追うのじゃ」

女側近「はい」

先代魔王「ゲートはまた開けば良い。聖剣は勇者しか持てん。生きたまま連れてくるのじゃ」

女側近「かしこまりました」




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