過去ログ - 魔王「ボクに魔王なんて出来るわけねぇ」
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56: ◆Ks1JsTemxeE/[saga]
2017/04/18(火) 01:52:16.44 ID:GYmcZI0u0

魔王「あ、いや、あの……いやいやいやいや」アセアセ

女側近「あ、私はお邪魔でしたね。失礼しました」

魔王「いやいやいや、あの、その……」


魔少女「あれ? お姐ぇ帰ってたんだ」

女側近「ごゆっくり」ジィー

魔王(なんかこわい……)ビクビク



魔王「あ、あの! 今回の勇者のことなんだけど」

女側近「はい?」

魔王「なんで突然現れたの? ゲートは誰も通ってないんでしょ?」


女側近「ゲート警備からは異常無しと報告が入っております。しかし、この魔界に人間がいたのは事実」

魔王「警備に気付かれないで、ゲートを通ったってこと? 出来るの? そんなこと……」

女側近「ゲートの魔界側と人間界側も魔王軍が制圧しております。見つからずに通過できるとは思えません」

魔執事「それってよ。魔王軍の誰かが手引きしたっつーことか? じゃねぇと無理だろ?」


魔王「うわっ、魔執事さんいたの?」

女側近「その可能性は非常に高いです。先代魔王様が亡くなってすぐの騒ぎ、誰かが新しい魔王様の命を狙っているのかもしれません」

魔王「ひぇぇ……魔族の裏切り者?」

女側近「ここ最近、人間界へのゲートを通った者をピックアップして調査を致します。裏切り者が判明するまで油断は出来ません」


魔王「人間に協力する魔族がいるなんて……」

魔執事「人間に肩入れするとは考え難い……弱みを握られ脅されたか、魔王様の地位を狙って勇者を差し向けたか……」

魔王「勇者に、裏切り者に、戦争に……問題ばかり」


女側近「魔王様っ! 微力ながら私がチカラをお貸致します。乗り切りましょう」

魔執事「先代魔王様と違って頼りないが、どうにか助けたいと思っちまうな。魔王様、何でもお申し付けを」

魔少女「ウチもご奉仕する〜☆」


魔王「みんな……ありがとう」




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