過去ログ - 魔王「ボクに魔王なんて出来るわけねぇ」
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99: ◆Ks1JsTemxeE/[saga]
2017/04/21(金) 00:27:31.92 ID:Y6SYWOwiO

魔少女「なんかまおー様のせいにされてる……」

魔王「とりあえず行こうか、ボク道案内するから」

魔王(母さんがいなくなったのと関係あるのかな? 何事もないといいんだけど)



……
 テクテク……

魔王「女側近さん、前にスラムを焼き払う計画があるって言ってたじゃん? あれはどうなったの?」

女側近「もちろん、ご命令通り計画を破棄しました。魔王様の命令は絶対です」

魔王「誰かがその計画を勝手に実行したってことはない? なんか裏切り者がいるかもしれないんだし」

女側近「そもそも、スラム一掃計画は魔法で焼き払う計画でしたので……このような瘴気やモンスターを使うものではありませんでした」

魔王「なんでボクがやったことになってるんだ……ぁ」

魔少女「まおー様可哀想……」

女側近「冥都は高さ30mの結界の壁で覆われています。外界の瘴気とモンスターは通常入ってこれません」

魔王「結界……に異常があるのかな?」

女側近「おそらくは。……ん?」

魔少女「にゃ?」


魔王「どしたの? 二人共」


女側近「敵、モンスターですね。囲まれてます」

魔王「えーーーー! ちょっ……瘴気で全然視界がないよっ!」

女側近「大丈夫です。任せてください」ニコッ

魔王「う、うん」

女側近「魔少女、魔王様の側を離れず護衛しなさい。魔王様はゆっくり目的地へお進みください。私は敵を殲滅しながらついて行きます」


魔王「わ、わかったよ」

 女側近はもう一度ニコリと微笑むと瘴気の中へ消えて行った。


   ジャキンッ!

 ドカッ


       ガガアアアァッ

 瘴気でまったく見えないが、女側近が敵を倒す音だけが周りから聞こえる……



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