過去ログ - 古畑「それより。あなた、西住まほさんですよね。西住流の」まほ「ええ」
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127: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/21(金) 23:53:42.00 ID:XzEAOpXT0
〜黒森峰女学院・戦車庫〜

まほ「…」キュッキュッ…

スタッ
以下略



128: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/21(金) 23:54:31.41 ID:XzEAOpXT0
古畑「おひとりでどうされたんですか?」

まほ「車輌の点検です。こう見えても戦車はデリケートなので」

古畑「そうですか、いやぁ熱心ですね」
以下略



129: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/21(金) 23:56:00.29 ID:XzEAOpXT0
まほ「乗ってください」

古畑「は」

まほ「どうぞ。中で話を」
以下略



130: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/21(金) 23:57:30.67 ID:XzEAOpXT0
古畑「いやわたくしあの、主に頭脳労働の方を担当していましてですね。ですからこういうこう派手な立ち回りをする乗り物には苦手意識g」

まほ「言い訳はいいですから」

古畑「」
以下略



131: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/21(金) 23:58:33.76 ID:XzEAOpXT0
古畑「はぁ、ええと、どこに座ればいいんでしょうか」

まほ「そちらにどうぞ、砲手席に」

古畑「ここですか。アハハ、いや戦車になんて乗るの初めてです私」
以下略



132: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:00:29.05 ID:TZu1nJq90
古畑「これはなんていう戦車なんですか?」

まほ「Y号戦車ティーガーE型、通称ティーガーTの初期型です」カチッ、カチッ

古畑「あー、どこかで見た戦車だと思ったんです。タイガー戦車ってやつですね」
以下略



133: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:01:08.17 ID:TZu1nJq90
ブルン、ドルルルルル…

古畑「わっ、アハハ、凄い音ですね」

まほ「これでもその戦闘室は設計上騒音は遮蔽されているんです」
以下略



134: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:01:57.74 ID:TZu1nJq90
古畑「それで、練習試合の内容について聞いてきました。いやぁ圧倒されたと仰っていましたよ。やはり全国大会の連覇経験もある強豪校相手ではなす術がなかったと」

まほ「そうですか」

古畑「中でも目立ったのはIII号戦車の動きであったと」
以下略



135: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:03:17.87 ID:TZu1nJq90
古畑「はい。あの試合においては彼女は神がかり的に勘が冴えていた。そういうこともあるでしょう女性の勘は侮れませんからね。しかしそれにしてもいささか不自然に感じたんです」

古畑「そこで、以前の公式戦や練習試合の成績も調べてみました。さすが強豪校です、車輌ごとの戦績も詳しくデータとして取ってあるんですね。先ほど資料室に行って借りてきました」

まほ「それで?」
以下略



136: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:04:41.99 ID:TZu1nJq90
古畑「西住さん、通信傍受というのは不正行為に当たるのでしょうか?」

まほ「…なるほど。あなたは彼女が相手の通信を傍受していたから、この前の練習試合で活躍できたのだと仰りたいんですね」

古畑「可能性はあると考えています。佐久間さんは高校からの入学者で、中学3年生の頃には全国大会でも上位を争うチームの一員でした。しかし黒森峰女学園に入学後は戦績が伸び悩んだ、それまでのプライドを傷つけられた彼女は勝つ為に相手の通信を傍受するという手段を用いた。だから一昨日の試合では相手の動きを見透かしたような動きが出来た…いかがですか?」
以下略



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