過去ログ - 古畑「それより。あなた、西住まほさんですよね。西住流の」まほ「ええ」
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146: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:16:43.64 ID:TZu1nJq90
古畑「んー、私ね、これ殺人にも同じことが言えると思うんです」

まほ「というと？」

古畑「私が扱った事件の犯人は、皆さん完全犯罪を目指してあの手この手で自分の犯行を誤魔化そうとしてらっしゃった。でも私に言わせれば、そうやって小細工を弄すれば弄するほどどこかに痕跡が残ったり、ボロが出たりするものなんです。まさに一手指す毎にスキが出てくる、そんな状態です」
以下略


147: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:17:46.48 ID:TZu1nJq90
古畑「いやぁー、自慢になりますけれども私今まで解決できなかった事件はないものですから」

古畑「では私、もうここで降りますね」

まほ「いいんですか、戦車庫まで戻らなくて」
以下略


148: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:18:58.89 ID:TZu1nJq90
〜校舎内・図書室〜

古畑「…んー」

古畑「間違いない…けど証拠もない…」
以下略


149: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:20:36.67 ID:TZu1nJq90
西園寺「これです。黒森峰女学園の生徒手帳なんですが、これは佐久間さんのものではないんです」

古畑「これ…朝倉さんの？」

西園寺「はい…、え？ご存じだったんですか？」
以下略


150: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:23:23.57 ID:TZu1nJq90
〜暗転〜

古畑「…えー完全犯罪かと思われた西住まほの犯行、しかし彼女はひとつ決定的なミスを犯しました。彼女は明確な殺意を持って戦車に乗り込み、驚異的な射撃技術と精神力でもって佐久間さんを狙撃したんです。さてそれをどうやって証明するのか。んー、ヒントはこの、生徒手帳。んっふっふ…、古畑任三郎でした」


151: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/22(土) 00:24:10.63 ID:TZu1nJq90
一旦終了です。

152:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 12:09:06.28 ID:Eqm+FXjA0
乙

153:名無しNIPPER[sage]
2017/04/22(土) 13:57:11.52 ID:tDoxYnAI0
乙乙です

154: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/24(月) 21:22:25.66 ID:zXPvXk8y0
〜隊長室兼ミーティングルーム〜

まほ「…」ｶﾘｶﾘ…ｶﾘ…

ｺﾝ、ｺﾝ
以下略


155: ◆9Re6IS4q.KTl[saga]
2017/04/24(月) 21:23:12.97 ID:zXPvXk8y0
まほ「それで、どういったご用件でしょうか。明日は聖グロリアーナとの練習試合の前日準備に佐久間さんの追悼式もあって、今から忙しいのですが」ｶﾘｶﾘ…

古畑「んー…では単刀直入に申し上げましょう」

古畑「あなたに犯行を認めてもらいに来ました」
以下略


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