114: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/17(月) 20:23:25.07 ID:tSIHsdfh0
P「いや、まあ、うん。でもなんでここに? やっぱりどこか怪我してたの?」
まゆ「いいえ、そうじゃないです。まゆ、今日はプロデューサーさんに……プロデュースしてもらうために来たんですよ。うふふ♪」
P「プロデュース⁉」
奈緒「へぇ、いつの間にこんな子スカウトしてたんだ?」
加蓮「意外とやるね、プロデューサー」
P「えっ⁉ あれ⁉ スカウトなんてしたっけ俺⁉」
未央「何言ってるの? スカウトしたからここに来てるんじゃん」
ありす「スカウトしてないのに、事務所に来るわけないじゃないですか」
P「いや確かにそうなんだけども! でも君、えっと……」
まゆ「あ、まだ自己紹介してなかったですよね。私、佐久間まゆって言います。15才の、B型、乙女座です。うふ♪」
P「そうか、君は佐久間まゆって言うのか。……絶対スカウトしてないよね⁉ 俺、スカウトしてたら名前ぐらい聞くし!」
まゆ「はい、スカウトはされてないですよ。だから自分から来たんです」
P「どういうこと⁉ だって俺そもそも事務所の場所どころか、俺がプロデューサーだってことすら言ってないよね⁉」
まゆ「うふふ、そんなことはどうでもいいじゃないですか」
P「どうでもいい⁉ そうかな⁉ けっこう重要じゃないかな⁉」
奈緒「え、なんだ? 加蓮、あたしちょっと訳分かんなくなってきたんだけど」
加蓮「私も……。でもなんか、プロデューサーが一番困惑してるみたいだよ」
まゆ「昨日お会いしたときは、まゆ、撮影の帰りだったんです。まゆ、読者モデルだったんですよ」
P「あ、そうだったのか。……ん? だった……?」
まゆ「もうやめました」
P「昨日の今日で⁉」
まゆ「だって、まゆ、決めたんです。アイドルになって、貴方にプロデュースされるって。読モは引退して、親も説得しましたよぉ」
P「随分フットワーク軽いね⁉」
まゆ「だからプロデューサーさん、まゆのこと、プロデュースしてくれますよね?」
P「え、えぇ……うーん……」
奈緒「プロデューサー、男なら潔く決めろよ」
女性陣『そーだそーだー!』
P「何だそのお前らの観客目線は! わ、分かったよ! まゆ、君をプロデュースさせてくれ!」
まゆ「ありがとうございます、プロデューサーさん♪」
P(なぜだろう、何か取り返しのつかないことをしてしまった気がする……)
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