129: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/17(月) 20:33:34.22 ID:tSIHsdfh0
―――現在
社長「その女子は後輩にドロップキックを食らわせて去っていった」
未央・美嘉・加蓮・奈緒『うわぁ……』
社長「つまりな……あいつは朴念仁なんだ。鈍感さが尋常じゃない。さっき神谷が聞いた時もそうだっただろう?」
奈緒「確かに……」
社長「あいつに好きなタイプを聞いてみろ。間違いなく、くさタイプと答えるぞ」
奈緒「それ好きなポ○モンのタイプ!」
加蓮「でも、なんで社長がその告白のこと知ってるんですか?」
未央「もしかして、その時告白したのって……」
社長「いや、私じゃないぞ? 私はその時物陰から隠れて見ていたんだ。ドロップキックが見事に決まった瞬間は腹を抱えるほど爆笑させてもらった。いやー、あの時は最高だったな」
奈緒(性格悪っ!)
社長「神谷、今何か思ったか?」
奈緒「いえ、何も!」
社長「まあ、とにかくあいつはそう言う奴なんだ。だから好きな相手などいるわけがない。そもそも恋愛感情を理解しているかどうかさえ怪しい。いや、多分理解していない」
未央「な、なるほど……」
社長「奴を落とすのはすさまじく難しいぞ? だからせいぜい頑張るんだな、そこの2人は」
まゆ「はい。情報提供ありがとうございます、社長さん」
凛「わっ、私は別にそんな……」
社長「渋谷……お前あんなことになっておいて、今さらごまかしても……」
凛「そ、そのことは言わないでください!」
奈緒「? そのことってなんだ?」
凛「何でもないから!」
加蓮「えぇー、気になるなぁ」
未央「いやー、実はね?」
凛「未央、あれだけは話したら絶対に許さないからね……?」
未央「……はい」
美嘉「一体何があったの……?」
第5話 終わり
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