318: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/24(月) 20:42:53.01 ID:ESeH7gGO0
社長「!……くっ……くくっ、ははははははははっ! なるほどな、そういうことか! どうりで渋谷の様子がおかしいわけだ!」
凛「未央、何言ったの⁉」
未央「何って、全部話したけど」
社長「くくっ、いや、うん。事情は理解した。そうかそうか……くふっ」
凛「そ、そんなに笑うようなことですか⁉」
社長「だってなぁ……人の恋愛話ほど面白いものはないだろう?」
未央「確かに」
卯月「み、未央ちゃん!」
社長「それにしても、ようやく自覚したのか」
凛「よ、ようやくって……」
未央「そうなんですよ。そしたらプロデューサーとまともに顔も合わせられなくなっちゃったみたいで」
社長「そこまでなのか?」
未央「しぶりん、ゆでだこみたいになってました」
凛「未央っ!」
社長「……こっちはこっちで重症というわけか。だが渋谷、後輩の勘違いは早く解け。このままでは仕事に支障が……いや、既に私の仕事に支障が出ているぞ」
凛「す、すみません」
社長「顔を合わせられないのなら、電話で話してみたらいいだろう。今持っているか?」
凛「は、はい。……。…………」
卯月「り、凛ちゃん? もしかして電話すら……」
凛「で、出来るよ⁉ さすがに電話くらい……くっ!」
《プルルルル―――プルルルル――》
P『はい、もしもし……?』
凛「ぷ、プロデューサー?」
P『凛⁉……ど、どうしました……?』
凛「あ、あのさ……私、べ、別にプロデューサーのこと、き、嫌いとかじゃないから」
P『ほ、本当ですか?』
凛「な、なんで敬語なの……?」
P『ああいや、つい……でも本当に?』
凛「ほ、本当に! だから変な勘違いとかして、落ち込んでないで!」
P『そ、そっか。……良かった。凛に嫌われるって、かなりショックだったからさ』
凛「そ、そうなんだ」
P『凛だって、好きな人に嫌われたりしたら、ショック受けるだろ?』
凛「す、好き⁉ 好きな⁉ わ、わた、すす好き⁉」
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