39: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/14(金) 22:25:55.16 ID:gbQcrLF00
―――数日後、346プロ アイドル寮 玄関
奈緒「なんだ、この大量の荷物⁉」
加蓮「やっほー♪」
奈緒「加蓮⁉」
未央「かれん、これどうしたの?」
加蓮「私も今日から、ここに住むんだー」
奈緒「そんなの聞いてないぞ⁉」
加蓮「だって言ってなかったし。驚いた?」
奈緒「そりゃ驚くわ! ていうか加蓮、実家東京だろ? わざわざ寮に住む必要あるのか?」
加蓮「だってここのが事務所に近くて楽だしさ。それに奈緒と未央が一緒なら、退屈しなさそうだしね」
奈緒「退屈って……」
未央「私は寮に人が増えるのは大歓迎だよ。よーし、今日はかれんの歓迎会だー!」
奈緒「あたしの時はそんなのやってなくね⁉」
加蓮「じゃあまとめてやろうよ。2人分の歓迎会をさ」
未央「いいねー、そうしよ!」
加蓮「あ、でもその前に荷物運ぶの手伝ってくれない? さすがに一人じゃきつそうだから」
未央「うん、任せて。さ、かみやんも早く!」
奈緒「分かってるよ。まったく……」
奈緒(なんだか、楽しくなりそうだな)
加蓮「ん? 何か言った?」
奈緒「何でもないよ。さ、とっとと運ぼうぜ」
加蓮「よろしくね、奈緒。私、応援してるから!」
奈緒「おっけ、任せろ!……いや、お前も運べよ!」
加蓮「えぇー……だって重いじゃん」
奈緒「あたしだって重いよ! ほら、そっち持て!」
加蓮「しょうがないなぁ……」
奈緒「……言っとくけどこれ、加蓮の荷物だからな? 手伝ってるの、あたしだからな?」
加蓮「はいはい。ありがとありがと」
奈緒「感謝がおざなり!」
未央『2人とも、喋ってないでテキパキと運んでよー!』
奈緒「すぐやるよー。……じゃ、行くぞ加蓮」
加蓮「うん、りょーかい」
第2話 おわり
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