52: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/14(金) 22:36:09.67 ID:gbQcrLF00
―――翌日、346プロ レッスン室
奈緒「今日からは美嘉も一緒にレッスンか」
美嘉「2人とも、よろしくね☆ それでさ、レッスンって何するの? やっぱりダンスしたり、歌ったり?」
加蓮「うん、大体そんな感じかな。あとは基礎体力をつけるトレーニングとか」
美嘉「へぇ、そんなのもやるんだ」
ルキトレ「やるんですよー」
美嘉「わっ⁉ び、びっくりしたー……」
加蓮「やっほー、ルキちゃん」
美嘉「ルキちゃん?」
加蓮「ルーキーのトレーナーだから、ルキちゃん。私たちと同じで新人なんだよ」
美嘉「あ、そうなんだ。……え、本名は?」
奈緒「そういえば聞いてないな……」
ルキトレ「別にルキちゃんでいいですよ。プロデューサーさんすら、そう呼んでますし」
美嘉「じゃあ、ルキちゃん☆」
ルキトレ「はい。あなたが城ケ崎美嘉ちゃんですよね? ふっふっふ、今日からバシビシいきますから、覚悟してくださいよ……!」
美嘉「は、はい……ん? バシビシ?」
加蓮「ルキちゃん、ビシバシじゃない?」
ルキトレ「あぅっ⁉……間違えたぁ」
奈緒「威厳が無いのに威厳を出そうとしても、無理な話だぞ。0.1秒でボロが出てるし」
ルキトレ「うぅ……やっぱりまだ私はお姉ちゃんみたいには無理だなぁ」
美嘉「お姉ちゃん?」
加蓮「ルキちゃんのお姉さんって3人いるんだけど、みんなトレーナーなんだよ。その中でも一番上のお姉さんは、ルキちゃんとは違って威厳ありありらしいよ」
ルキトレ「いつか、お姉ちゃんのようになるのが私の目標なんです……!」
美嘉「そっか……頑張ってね、ルキちゃん☆」
ルキトレ「はい!……あっ⁉ 今日のレッスン内容書いた紙、更衣室に忘れちゃった⁉ ご、ごめんなさい、ちょっと取ってきます!」
奈緒「……目標に届くのは、当分先になりそうだな」
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