過去ログ - 奈緒「シンデレラガールズ」
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82: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/16(日) 23:37:06.64 ID:OlWwpJXf0


―――街中


奈緒「スカウトかー……社長も日常生活のついででいいとか言ってたし、気楽にやるか」

加蓮「それでいいんじゃない? 無理してスカウトする必要も無いでしょ。元々プロデューサーの仕事なんだし」

奈緒「だよな。……まあ、そのプロデューサーがろくにスカウトできないから、こっちにとばっちりが来たわけだけど」

加蓮「じゃあやっぱりたくさんスカウトする? 可愛い子見つけたら、片っ端から声かけるとか」

奈緒「いや、数撃ちゃ当たるってわけでもないだろ。アイドルやれそうな子じゃないと駄目だって」

加蓮「でも、そんなの分かる?」

奈緒「社長が言うには、あたしなら見抜けるらしい。……怪しいとこだけど」

加蓮「へー。じゃあ奈緒的に見て、今周りにいる人の中でいい感じの子いる?」

奈緒「そんなポンポンいないって。アイドルのバーゲンセールか……ん?」

加蓮「いたの? アイドルの卵」

奈緒「そんなのはいないけど……迷子見つけた」

加蓮「迷子?」

奈緒「あれ」



少女『えぇと……この大通りを真っ直ぐ……? さっき右に曲がったから……左……? うーん……』



加蓮「あれは……確かに迷子っぽいね。タブレット見ながらあっちこっち動いてる。小学生かな?」

奈緒「あの子、中々の大物かもな」

加蓮「なんでそう思うの?」

奈緒「だってタブレット使ってるのに迷子とか、逆にすごいぞ」

加蓮「……確かにルート案内のアプリとかあるもんね。使ってないのかな?」

奈緒「とりあえずほっとけないし、助け船出そうぜ」

加蓮「だね」




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