224: ◆Fd8Nv55Lkc[sage saga]
2017/04/16(日) 03:02:02.73 ID:6enVUVL30
提督「え? 若い先生?」
文月「うん。その人が司令官を助けてくれたんだよぉ」
北上「他の医者が前列が無いとかリスクが高いとか言ってたのにその人は一切迷わなかったんだ」
大鳳「確かこんな漢字の名前でした」カリカリ
提督「・・・・・・!?」
吹雪「因みに手術の後に話してくれた女の人もいたんです」
大鳳「その人も同じ苗字でこんな漢字の名前でしたよ」カリカリ
提督「!? は、ははは。まさかなぁ」ポロポロ
大和「提督? どうしました?」
提督「とんだサプライズだ。あの二人に助けられるなんて」グシグシ
提督(ありがとう、兄ちゃん、姉ちゃん)
提督「にしても驚きだ、まさかあの歳で医者に、しかもドクターXになっていたのか」
文月「ドクターXって?」
提督「ドクターXってのは、手術が確立されてねぇ危険なオペも行って、命を天秤にかける事もあるから、悪魔の外科医と言われてる人達だ」
提督「でもそれは違う。俺からしたら、彼らは命を救うためにはなんでも行うという、自分を守る事より命の可能性に賭ける事のできる熱い心を持った、凄い技術者だ」
提督「一般の医者が己の保身のために匙を投げるハイリスクなオペを進んで開拓していく、言ってみたら医術の先駆者達さ」
吹雪「・・・・・・」
提督「? どうした吹雪?」
吹雪「私、医者になりたいです!」
提督「・・・・・・お前、医者がどれだけ辛いか分かっているのか?」
提督「人の命を預かる仕事だ。生半可な覚悟じゃ務まらねぇぞ」
吹雪「それでも私は! 彼のように多くの人を救いたいんです!」
提督「・・・・・・お前が決めた道だ、俺に口出しする権利はねぇ。だけど、医師免許を取ったら逃げる事は許されねぇぞ?」
吹雪「当然です!!」
提督「・・・・・・なら頑張れ」ナデナデ
吹雪「はい!」
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