過去ログ - 大和「もし許されるなら」2
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46: ◆Fd8Nv55Lkc[sage saga]
2017/04/16(日) 00:27:23.90 ID:6enVUVL30

元多磨「まずはシバ達の餌ニャ」

吹雪「シバ?」

元多磨「この動物園の人気者、ホワイトライオンだニャ」

北上「シバって誰がつけたのさ」

元球磨「名前は球磨達がここに就職した時に既についてたクマ。名付け親も名前の意味も知らんクマ」

文月「ほわぁ、ライオンだぁ」

提督「へぇ、見事なホワイトライオンだ」

大和「美しい色ですね」

吹雪「でも、何で白なんですかね?」

利根「アルビノとやらではないのか?」

提督「ホワイトライオンの場合は大昔、氷河期の祖先の遺伝子が隔世的に発現したものらしいぜ」

元多磨「氷の世界では隠れられてもサバンナでは目立ちすぎだニャ。そのせいでなかなか獲物が捕れずに餓死するから数が少ないニャ」

副長「詳しいやないか」

元球磨「職業柄、この手の質問が多いから知らないわけにいかないクマ」

元多磨「とりあえずシバ達に餌やりするニャ」ゴトン

バケツの音に反応してライオン達が集まってきた。七頭のライオンが大口を開けて餌を催促する

北上「因みに本日の献立は?」

元多磨「鶏丸々一羽を全員分だから、鶏七羽だニャ」

そう言って多磨は次々とバケツから肉を掴み取り、投げ入れた。果たして七つの肉塊は見事にそれぞれの口に一個ずつ納まり、ライオン達はその場に座り込み肉にかぶりつく

副長「えらいがっついとんなぁ、断食でもしとったんか?」

元多磨「動物園では肉食獣には毎日餌はあげないニャ。シバ達も二日に一回あげるだけニャ」

吹雪「えぇ!? ちゃんとご飯あげないと可哀想ですよ!」

提督「これが普通だ。あいつらは野生ではいつでも餌にありつけるわけじゃねぇからな」

大和「逆に毎日あげたらいけないって事ですね」

元多磨「次はキキだニャ」スタスタ

大和「キキ?」

元多磨「若いシベリアトラの雌だニャ」

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