52: ◆Fd8Nv55Lkc[sage saga]
2017/04/16(日) 00:35:37.36 ID:6enVUVL30
元木曾「それではチャコを放ちます。チャコはちゃんとお嬢さんの腕に止まるでしょうか」スッ
吹雪「っ・・・・・・!」ゴクッ
提督「さて・・・・・・」
副長「どうなるやろか」
元木曾「・・・・・・行けっ!」グッ
ハリスホークを乗せた左手を前に突き出す木曾。勢いよく吹雪に向かって飛び立つハリスホーク。そのまま低空飛行から見事に吹雪の左手に止まった。観客席からは拍手喝采が起こる
吹雪「うわぁ・・・・・・」キラキラ
吹雪は自分の正面から飛んできた鳥の迫力とその優雅さに感嘆の声を洩らす。当のハリスホークはというと吹雪の持っていた肉を鉤状の嘴と爪を使って一心不乱に貪っていた
元木曾「ありがとう吹雪ちゃん、かっこよかったぜ。ほら、手伝いのお礼の飴玉やるよ」
吹雪「ありがとうございます!」ウケトリ
元木曾「さぁ皆さん! ショーを手伝ってくれたこのお嬢さんに今一度大きな拍手を!」
元木曾「さぁまだまだいきますよ! 続いて芸を見せてくれるのは・・・・・・」
ーー
ーーーー
ーーーーーー
副長「いやぁ、すごかったなぁ木曾!」
北上「さっすが、あたしの妹だよ」
元木曾「へへ、皆も見てくれてありがとうな!」
提督「にしてもあれだな、木曾姉がまさかあんな敬語使うパフォーマーになってたなんて」
元木曾「俺だって敬語ぐらい使えるぞ!」
吹雪「私も文月ちゃんもいい思い出ができましたよ、ありがとうございました!」
元多磨「ああいうのはやっとかないと損だニャ〜」
元北上「その結果身体に傷がつくとかたまったもんじゃないね」
元大井「私達も人の事言えませんよ北上さん」
大和「・・・・・・皆さんは」
元多磨「!」
元球磨「何だクマ?」
大和「皆さんは何故動物園の飼育係をしようと思われたのですか?」
元大井「私は北上さんについていっただけです」
元木曾「俺も姉さん達をほっとけねぇって思ったから」
元北上「あたしは成り行き任せ」
副長「理由軽っ!」
242Res/264.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。