82: ◆Fd8Nv55Lkc[sage saga]
2017/04/16(日) 01:02:15.24 ID:6enVUVL30
大和「っ!?」クン
スーツから仄かに香る香水の匂い。提督は香水をつけないし、この鎮守府の皆の匂いとも違う。つまりは・・・・・・
大和(他の・・・・・・女性の・・・・・・)
私の中で何かが音を立てて崩れる音がした。今まで考えまいとしていた事態が現実となった・・・・・・。やはり提督は浮気をしていた、だからこの一ヶ月私との時間を作れなかったのだ
提督「来週の日曜日は空いてるか? 俺もその日なら予定がないから・・・・・・」
大和「・・・・・・もういいです」
提督「そんな事言わないでくれ、今まで時間が取れなかった分・・・・・・」
大和「私よりも・・・・・・一緒にいるべき女性がいるでしょう?」
提督「え・・・・・・?」
大和「私が嫌いになったなら、はっきりと仰ってください」
提督「何を馬鹿な、俺がお前を嫌いになるわけ」
大和「それは私がヤマさんの代わりだからですか?」
提督「っ、確かにお前はヤマと似ている。だけどお前はお前だ、大和」
大和「女の代わりだったらいくらでもいます、目処も立っているんでしょ!?」
提督「代わりなんかいない!」
大和「ならこの香水の女は誰ですか!!」
提督「っ!! ・・・・・・それは・・・・・・」
大和「この人との時間を取ってたから私との時間が取れなかったんですよね!?」
提督「違う!」
大和「嘘だ!! 」
大和「そもそも提督はヤマさんの事を乗り越えられてなんかいない!! 私に惚れたのも大和がヤマさんに似ていたからで、私はヤマさんの代わりでしかないんです!!」
提督「・・・・・・」
大和「その上知らない所で浮気まで・・・・・・。亡くなった人の後釜だった挙句浮気までされるなんて」
大和「こんな事なら、私は貴方に建造されたくなかった! 貴方と出会いたくなかった!!貴方の艦隊になんて入りたくなかった!! 」
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