過去ログ - 【モバマス】P「―――待たせたな」
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7: ◆mqlRkew9nI/5[saga]
2017/04/16(日) 00:04:55.33 ID:OlWwpJXf0


第0話 始まりの3人



あれから2日が経過した。


P「結局倉庫片付けるのに丸2日もかかっちまった……」

社長「ふむ、大分マシになったじゃないか」

P「うおっ⁉ いつの間に来たんですか⁉」


突然背後から声が聞こえて、飛びのいてしまった。


社長「そろそろ終わる頃だと思ってな。ちゃんと掃除もしたようだな、後輩」

P「そりゃ埃まみれでしたからね。おかげでくたくたですよ」


我ながら頑張ったと思う。2日前とは比べ物にならないくらい綺麗になっている。

机などの備品も他の部署のいらなくなったものを拝借してきたし、なんとか事務所と呼べなくはないくらいにはなった。


社長「だが休んでいる暇はないぞ、後輩。とっととアイドルを見つけてこい」

P「少しは休ませてくださいよ! 本当に俺一人で全部片付けたんですからね⁉」

社長「あまったれるな! アイドルがいなければ何も始まらんと言っただろう! お前はまだスタートラインにすら立っていないんだぞ! 倉庫の片づけなど、準備運動したようなものだ!」


確かに先輩の言うとおりではある。容れ物だけあっても、中身が無いんじゃ意味が無い。


P「……分かりましたよ。じゃあせっせと探してきますよ」

社長「くれぐれも喫茶店でサボったりするなよ」

P「……へーい」


疲れた体に鞭を打ちながら、俺は町へと繰り出した。




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