過去ログ - 時子「それなりに、つまらなくもない誕生日」
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◆Dm8ArSIo3MOQ
[saga]
2017/04/18(火) 03:07:50.45 ID:dndNk8y80
P「ちょっと面貸せって言うから体育館の裏にでも連れていかれるかと思ったら」
時子「本当に軽口の減らない豚ね」
P「うん、こずえにもよく言われる」
時子「思いも寄らない娘の名前が出たわね」
P「うるせぇー…だまれぇー…、てな感じで」
時子「その顔で本人そっくりの声出すのやめてくれるかしら。耳が腐りそうになるわ」
P「うぅ寒っ。最近昼間は暖かくなってきたけどやっぱ夜はまだまだ冷え込むな…」
P「それにしても、こんな時間に屋上に上がるのは久しぶりだな」
時子「日中は色々と騒がしいのがウロチョロしているものね」
P「んで、なんでまたここに?突き落とすのは勘弁な。流石に捻挫しちまう」
時子「飛び降りたいなら一人で勝手になさいな」
時子「…特に理由は無いわ。何、一人前に文句でもあるのかしら」
P「アリマセン」
時子「…チッ」
P(時子と2人きりで事務所の屋上…)
時子「くだらないことを思い出してる顔になってるわよ、豚」
P「どういう顔だよ」
P「いや、そりゃ嫌でも思い出すだろ…」
P(時子の涙を見た、最初で最後の場所なんだし…)
時子「…そうよね。忘れられる筈が無いわよね」
時子「調子の良い言葉を並べてこの私をこんな騒々しいばっかりの業界に引きずり込んでおいて、自分1人逃げ出そうとしたのだから」
P「…」
時子「なんて顔よ、みっともない。勘違いしないで。別に怒ってなんていないわよ?叱って貰えるとでも思ったかしら」
P「そっちの趣味は無いです」
時子「……まぁいいわ。ここに連れて来たのはただの憂さ晴らしよ」
時子「今日は1日中色んなのに纏わりつかれて辟易していたけれど、久しぶりに豚の滑稽な卑しい顔でほんの少しだけ気が晴れたわ」
P「お役に立てたようで何よりですよ時子様」
時子「クックッ、今更取り繕っても遅いわよ。なけなしのプライドが傷ついたかしら?」
P「ご機嫌ですね時子様や。珍しく饒舌なことで」
時子「ご主人様が話しかけてあげているのよ?鳴き声を挟むんじゃないわよ」ギロリ
P「ブヒィ」
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