16:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:36:44.28 ID:YGTakO910
ダイヤ「皆さん!上ですわ!」
ダイヤは怒鳴りながら、さっと回避する。さっきまでダイヤがいた位置を「月」の尾びれがかすめる。
善子「こいつが…」
梨子「ナバルデウス…」
優に50mを超える巨体をうねらせる龍は、黄色く煌めく眼でダイヤ達を見下ろしていた。
鞠莉「こいつが震源ってわけね…」
果南「行くよ!鞠莉!」
鞠莉「ええ!ご挨拶よ!」
そう告げると鞠莉は怪物に向かって竜撃砲をぶっ放す。鞠莉はガンランスを使う上で無駄な動きが一切ない。彼女の行う動きの全てが攻撃・防御・回避につながっているのだ。洗練された動きから繰り出される盾と槍と弾の応酬はどんなモンスターでも黙らせる。
果南「食らえ!」
果南はその後すぐさま、大剣の溜め斬りを食らわせる。しかし、白き月はびくともせず、果南と鞠莉めがけて突っ込んでくる。しかし、これを2人はなんなくガードでやりすごす。
ダイヤ「畳みかけますわよ!」
ダイヤが腰から抜き放ったものは黒澤家に代々つたわる太刀。流れるような太刀裁きは、彼女が水中にいることさえ忘れさせるような動き。その動きから放たれる攻撃はすれ違いざまに対象のモンスターに傷を負わせるほど。すらり、と攻撃をかわした彼女の後には一条の赤い筋と悶えるナバルデウスの姿。
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