25:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:44:03.60 ID:YGTakO910
………
ここはどこ…?私は死んでしまったのでしょうか…?はっ!ルビィは? みんなは? 村は?
…………遠くから声が聞こえる。幼い頃から私の後を追いかけて、いつも私の助けとなってくれた妹の声が………
ルビィ「お姉ちゃん!!」
ダイヤ「………ここは…?」
果南「ダイヤの家だよ。」
ルビィ「うゎぁぁぁぁん!良かったよぉ!お姉ちゃん!」
ダイヤ「ちょ、ルビィ。いきなり抱き着いたら頭が…」
果南「おーい!みんな!ダイヤが起きたよ!」
鞠莉「わぁぁぁぁん!ダイヤぁ!」
襖を開け勢いよく駆け込んできたのは、鞠莉だった。
鞠莉「死んでなくて良かったぁ!ダイヤが言ったんだからね!全員で生きて帰りましょうって!」
果南「…何はともあれ、ホントに良かった……ダイヤ!」
ダイヤ「鞠莉さん!果南さん!私が死ぬわけないでしょう!?私は黒澤家の長女、黒澤ダイヤですわよ!」
ルビィ・鞠莉・果南「ダイヤぁぁ!」
いつまでも自分に抱き着いて泣きじゃくる3人にダイヤはあきれ顔だ。
ダイヤ「とにかく…」
ダイヤ「私たちの村を守りぬくことができて本当に良かったですわ…感謝します、皆さん。」
善子「マッタクー、私の剣捌きが特に光ってたわよねー!」
花丸「まーた善子ちゃんはそんなこと言ってるずら…」
9人の笑い声が屋敷に響く。時刻は朝の5時。稜線から美しく昇る朝日がウチウラの村を赤く染め上げる。
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