4:名無しNIPPER[saga]
2017/04/17(月) 13:28:48.46 ID:YGTakO910
ここウチウラは村の生計のほとんどを漁獲量が占めている。そのため、海の男たちは皆、魚を獲りに海へ出て、ついでにモンスターを狩ったりしながら生活している。そのため、この村で純粋にハンター稼業だけで生計を立てているのは、女性がほとんど。その中でもウチウラには特に強い9人のハンターがいて、他のハンターたちは彼女らを尊敬しこう呼ぶ。Aqoursと。
そんなAqoursの一員、渡辺曜は太陽が昇りきる頃にようやく目を覚ました。
曜「ううぅ〜ん…」
昨日、HR上げのために昼夜を問わずぶっ続けで狩りを行ったためにさすがの曜も体に疲労を感じている。しかし、その疲労の原因は肉体的な疲労だけではないようだ。
曜(なんでだろう…?)
曜は昨日の狩りについて振り返ってみる。春先でモンスターも多いはずなのに、ほとんどモンスターがいなかった。森の中はいつも以上に閑散としており、モンスターの咆哮一つ聞こえない。
曜「昨日は骨折り損のくたびれ儲けだったなぁ…」
自嘲気味にそう呟く。そのときだった。
グラグラ……
曜「はっ!地震!?」
最初は小刻みな振動だった。てっきり、近くに大型のドボルベルクでもいるのだろうか、なんて思っていた。すぐに揺れは強くなり、曜は立っていられなくなる。ベッドの端に寄りかかり、揺れが収まるのをじっと待つ。
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