過去ログ - 日本兵「金平糖はうまいか」妖精「ウィっ!」
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18: ◆9l/Fpc6Qck[saga]
2017/04/17(月) 19:04:53.29 ID:V0wBmwxh0



右も左も分からぬ世界で、入り込んだのは夕方のように暗い場所。
眼前に垂れ下がる木々のツルを払いのけるたび、手の甲には黒と黄の小虫どもが粉のように降りかかる。

太陽が真上に登った頃、私はこの島を覆っている鬱蒼とした原生林をかき分け、奥地への探索を進めていた。

色とりどりの虫や小鳥が独自の営みを築き、幾種もの低木が枝という枝を複雑に絡め合せるさまは、
ここが南半球の手つかずの島であると云う事実を、その姿をもって私に幾度となく思い知らせてくれる。






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